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ゼンタイ大好き!戦闘員コスチュームから、最近ではヒーローコスチュームにはまっています。尚、当方が認めない迷惑投稿常習者に関しては、IPアドレスを公開しますので、承知おきください。


by ymo50T
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最近の高級志向

今回はちょっと世の中の”間違ってない?”をテーマにしてみよう。昨今、大型の台風の被害で、大量の農作物が被害にあい、出荷できなくなってると言うニュースが流れるが、世の中はどういう訳か、妙な高級志向になっていて、我々が子供の頃には平気で食べてた虫食い野菜や、果物が、全て二次加工されたり廃棄されてると言う。曲がったキュウリが売れないって言うんですね。見てくれが悪いだけで味なんか変わらないんですよ。それだけで選果場で弾かれちゃうんですよ。その上、キズや虫食いもダメって、そこだけ切り取れば食べれるじゃん。消費者は完璧な作物じゃないと食べられないって言ってるんですよ。何を理由に?さ~、さっぱりわかりません。お金をもらう料亭やレストラン、食堂なら素材にこだわってって言うのも分かりますよ、家で食べるのにそんな高級食材必要ですか?農作物は自然が相手ですから、当然病気が出たり虫がついたり傷付いたりします。しかし、消費者は病気のない虫もついてない傷もない、色つやの良い新鮮でおいしいものを要求します。そのニーズに応えるべく農家さんはいろんな努力してます。虫や病気を防ぐために農薬を使ったりします。しかし、消費者は農薬は体に悪いと言って減農薬あるいは無農薬を望みます。確かに農薬自体は人間にも毒ですが、虫に効き目がある限界まで薄めて散布してるので、人体に影響は少ないと思います。100%無いとは言い切れませんが、人畜無害と言うことは虫にとっても効き目が緩いと言うことになるわけで、結果、農薬耐性をもつ虫が生まれ、今までの希釈では効かなくなってしまい、農薬散布しても虫や病気のつかない作物ができなくなってしまうわけです。結果、いたちごっこで農薬の成分を変えたり、倍率を下げたり(濃くする)して対応するしかなくなるわけです。そして、形にしても日光の当たり具合や自然条件によって、同じ形のものはできません。人間が個々に違うのと同じようなものです。農協や選果場では選別にかけ、ランク付けをして良いものは出荷されます。しかし、選別に洩れたものは農家に返されてしまうのです。農家さんは出来るだけ消費しようとしていると思いますが、手に負えなくなったらやっぱり行く果ては処分なのです。これがもったいないと言うことで始まったのが、産直市場、集荷できずに謝聞される野菜をできる限り売っていこうとしたわけですが、ここでも意図を知らない消費者たちは、形が悪いとか品が悪いとか、虫食いだとか小さい、汚い等とクレームを付けたおかげで、今では、出荷物と変わらないようなものが置かれるようになってしまいました。本来の趣旨とは変わってしまったわけです。でも、俺は思うんですね。ここまで良いものを要求して買っては行くけど、そんな品質じゃなきゃ料理できないの?食えないの?って。最近は女性でも料理が全くできない人が山ほど増えて、料理しないから野菜や食材の目利きができない、だから、最初から良いものを並べてくれれば安心して買えるってなものだと思うんですよ。料理する人はそこそこ目利きしますから。自分で品定めするんですよ。そうすると、自然と悪いものは売れ残りするんです。でも、その売れ残りを買ってく人もいるんです。大体、品物に対してクレームを言う人は料理できない人(決めつけではありませんよ)料理できる人は自分で納得できるものを選んでますから、クレームを言うはずがありません。そう、自分で目利きができないからいいものだけをそろえるように要求するんです。しかし、農家にとっては、売れる範囲のものは全て売りたいわけですから、B級品、C級品も売れるような場所が欲しいわけです。それを可能にするはずだったのが産直市場で、そのもくろみを打ち砕いたのが料理が苦手な人たちと言うわけですね。
本意なら、気に入らなっきゃ来なくていいよ、納得してくれる人だけ来てくれりゃいいよ。って言いたいと思います。B級C級を扱ってるわけだから、セレブみたいな人が来て品が悪いってクレーム言ったところで当たり前でしょとしか言い返せないもんね。だったら、高級素材売ってるところに行けよって言うのが当然ですから。
これからは、訳の分からんクレーマーには売らないよって言う態度でもいいと思うんです。自分の納得するものが見つかるまで飯食わなきゃいいだろって。B級、C級レベルの食材が気に入らないなら買わなきゃいいだろって思う訳で、世の中にはそういう食材を理解して買ってくれる人の方が多くいると思うので、一部の高級志向者は無視していいと思う訳なんです。供給食材は、基本贈答向けの物でしたから、その贅沢を当たり前に勘違いしてしまった現代人には、ちょっと考え直してほしいと思っています。テレビでは、海外に選別の様子だとか自慢げに見学させたりしてた番組があったけど、あの選別のレベルは、外国人は良い意味じゃなく贅沢な国民だなと感じていたんじゃないかと思うのです。ここまで、良いものを選別しないと売れないのか?って言うね。保存技術や加工技術を見せるのは良いが、農作物や食材の選別だけは見せるべきではないかなと言う気がします。極端すぎる気がします。自然が相手で安定性のない職業であり、年に何度も収穫できるものばかりでもない。その一日一日が生活に直結するだけに、食材の有難味を感じ取って、つまらない高級志向は捨てて、食せるものは食し、使えるものは使う、災害にあったものでも使えるなら使う、少しでも農家さんの収入になるように。それを糧に農家さんは頑張って良いものを作ろうと気持ちを注ぐ。結果的に良いものが手に入るっていうサイクルが必要なんじゃないかなと思うのです。今の消費者の良いもの思考は生産者を苦しめてます。必要以上の良いもの思考は、農業の発展にはマイナス要素。とにかく作って収入を得てって言うのが一番大切。日本には不味いものでもおいしく加工する技術があるんですから。経費の掛かったものは無駄なく消費したいですよね。それから、やっぱり女性は庖丁を持ちましょ、料理をしましょ。おふくろの味を知らない若者が増えてます。女性が作り味噌汁一杯の味が、人間の人生を変えることだってあるんですよ。美味いも不味いもないんですよ。それがその家庭の大事な思い出の味になるんですから、将来の我が子にあなたの味噌汁一杯、味あわせてあげませんか?自分で食材を目利きして作った料理は、美味しいと思いますよ。

虫食い野菜や果物は、虫が食うほど美味しいってことだから食えない訳がないって言うのが子供の頃の教えでした。自分で料理をするようになって、食材のランクじゃなくて、調理の仕方次第でどうにでもなるって言うのが分かったので、そう気づいたら、良いものばっかり要求してる現代人が不憫に思えてきたのでちょっと書いてみました。 一度野菜を育ててみると価値観変わりますよ。自分の要求してきたことがどれだけ難しい事か、作り手の苦労とか。自分の価値観を見つめなおすきっかけにもなるかも知れません。

by ymo50T | 2019-10-16 22:46 | ライフ